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大峰 奥駆

機会があればやってみたかった大峰の奥駆縦走、機会が訪れたので挑戦した。

吉野から那智大社までの縦走記録、必然的に長文になるけど、ご容赦下さい。

[1日目]

11/6(金)、大阪阿倍野橋9:10発の吉野行き特急に乗車、六田で下車する。

吉野まで行かずに六田で下車する理由は、

ガイドブックに吉野側の起点が「柳の渡し」であり、ここで吉野川の河原に降りて、川に足をつけましょうと書かれているからである。神社に参拝する前に手と口をすすぐようなものかと思う。

六田から徒歩5分ほどで「柳の渡し」に到着。

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禊ぎを済ませた後、美吉野橋を渡り、吉野神宮へ向かい、参拝する。

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その後、金峯山寺蔵王堂にへ向かい、参拝する。

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その後、奥の千本、金峯神社まで歩く。ここで吉野側の最後の参拝を行う。

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いよいよここから山道である。気合いを入れなおして歩き始める。

青根ヶ峰のピークまではすぐ。ここから四寸岩山までは結構な急登が続く。

頂上は丁度西日がいい具合に当たっており、紅葉が綺麗。

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下って二蔵小屋で今夜は泊る。

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「柳の渡し」からの距離:17K、本日の登り標高差:1575M、下り標高差:635M

[2日目]

まずは大天井ヶ岳へ登り、下った所が五番関の結界門である。ここから山上ヶ岳までマイペースで登る。

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下って小笹宿で昼飯。すぐ近くを小川が流れており、水が豊富に手に入るので、ラーメンを作った。今夜泊る予定の行者還小屋では水は手に入らないかもと思い、ここで水筒を満たす。

その後、大普賢岳、七曜岳を越え、行者還小屋を目指す。

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この辺りは標高が高いので葉は落ち切っているが、初冬のブナ林を楽しめた。

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小屋へ向かう途中、小屋の管理者に会った。小屋のタンクの水を抜きに来たとのこと。

水を抜いておかないと冬に水が凍って雨水を貯めるタンクが破裂するらしい。

明日抜くから今夜は大丈夫と言ってもらった。もう1日遅かったら、ここでは水が手に入らないとこだった。

小笹宿で水筒を満たしていたが、調理用に小屋の水を使わせてもらった。

行者還小屋、広くて綺麗で立派な小屋である。

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「柳の渡し」からの距離:34K、本日の登り標高差:1470M、下り標高差:1140M

[3日目]

朝日に見送られて小屋を出発。

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ここから弁天の森までの稜線の林歩きは気持ちがいい。

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さすがに日曜日だけあって、トンネル西口から結構な数の人たちが登ってくる。

今回の縦走で唯一10人以上の人達と出会った日であった。その人達に混じりながら弥山へ向かう。先日降った雪が所々残っている。

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弥山小屋でポカリを買い、近畿最高峰八経ヶ岳へ向かう。

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さあ、ここから釈迦ヶ岳までの長い道のり。頑張るしかない!

途中の楊子の宿で学生のグループが昼飯を食っていた。すぐ近くに水場があると教えてくれたので、ここで水筒を満たすことにした。だがこの先の烏の水場でも豊富に水は出ていたので、ちょっとコーヒータイムとした。

仏生ヶ岳、孔雀岳を過ぎ、釈迦ヶ岳の登りにかかる。めっちゃ急登!

疲れているのでそう感じるのかもしれないが、ほんとにきつかった。

ピーク着は16時。さすがに誰もいなかった。

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急な斜面を30分下って深山宿に到着。日曜日の晩なのに、先着者がいた。熊野まで行くと言ったら、励ましてもらえた。水はちょろちょろっと出ていた。

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「柳の渡し」からの距離:52K、本日の登り標高差:1425M、下り標高差:1340M

[4日目]

今日も朝日に見送られて出発。

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しばらく行くと、これより南奥駆道の道標があった。ここまでで吉野から53K。

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石楠花岳、天狗山、奥守岳、地蔵岳、般若岳、涅槃岳といくつものピークを越すので、結構なアップダウンが繰り返される。

ただ天気がいいので、葉の落ち切った林の稜線を気持ちよく歩いて行ける。

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証誠無漏岳で熊野から来た人と出会い、持経の宿で水を補給したと教えてもらった。

持経の宿から林道を5分ほど歩くと水場があったので、そこで水筒を満たした。

転法輪岳頂上で携帯が通じたので、山仲間のNさんに明日明後日の天気予報を聞く。

明日の午後から崩れ始め、明後日は雨の予報だと教えてもらった。

明後日は玉置神社から熊野本宮へ下るだけだから、このまま縦走を続けることにした。

この辺まで下ると(標高1200Mくらい)紅葉が綺麗であった。

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最後のピーク、行仙岳を越えてようやく本日の宿、行仙宿に到着。

さすがにこう幾つもピーク越えさせられると疲れた。証誠無漏岳で出会った人が、

少しも巻かさんとずっと稜線通しで歩かされるから、疲れるわと言っておられたが、今にしてその気持ちが理解できる。(^^ゞ

奥駆道、やはり半端ではない。

たたここの宿も広く立派な小屋であった。

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「柳の渡し」からの距離:68K、本日の登り標高差:1395M、下り標高差:1785M

[5日目]

笠捨山くらいまでは薄日が差す天気。

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下って次の地蔵岳を目指すが、なんと道を間違えてしまった。

葛川辻まで下り、ここから地蔵岳へ登り返しになるが、誤って別尾根に下ってしまった。

奥駆道よりはっきりした道だったので、つい勢いで下ってしまった。

鉄塔の先でバッタリ道がなくなっている。ここまで立派な道なのに。。。

道を探してうろつくうち、雨が降ってきた。(:_;)段々と焦りが出てくる。

ようやく気付いた、この道は鉄塔整備のための作業員の人の道や!

葛川辻まで戻り、奥駆道へ復帰。なんやかんやで3時間ほどロスしてしまった。

精神的にくたびれた。玉置神社まで辿り着けるか。。。。水筒も空になってきた。

15時、玉置神社までまだ2時間以上かかるので、一旦21世紀の森公園へ下ることにした。

縦走路から15分の下りで到着。屋根付きの休憩所の下でテントを張る。これでテントを濡らさずにすんだ。

縦走者への天の助けか、張り終わってから雨が本降りになった。本降り前にテントを張り終えられてラッキーだった。

「柳の渡し」からの距離:80K、本日の登り標高差:1175M、下り標高差:1685M

ただし、道迷いの分も含んでます。

[6日目]

朝4時頃、目が覚める。かなり降っている。この雨の中を出発するのは気が重い。

と思っていたら、6時頃雨が止んだ。急いでテントをたたんで出発する。

縦走者には神仏が味方してくれるんだ!、行くっきゃない!

縦走路までは20分で戻れた。山が雨を吸収してくれたみたいで、道はほとんどぬかるんでなかった。

2時間ほどで玉置神社着。ハァ、遠かった。

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参拝もそこそこにして熊野本宮を目指す。この頃から雨が激しくなってきた。

下り一方かと思ったけど、甘かった。かなり下った後、大森山へはかなりの登り。(疲れているので、そう感じただけかもしれないけど)

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下り続けていくと、ついに眼下に熊野川が見えた!

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七越峰まで登り返し、下るとそこは熊野川!!ヽ(´▽`)/ 雨も上がってくれた。

ガイドブックには川を渡ればいいと書いてあるが、昨日からの雨と上流のダムからの放流で増水している。とても渡渉出来る状態ではない。

吉野川で行ったのと同じく、足だけ川につけた。気持ちいい。

禊ぎを終えたので、橋を渡って本宮へ参拝。

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参拝後、熊野古道中辺路の入口、請川まで歩く。そこにあるコンビニで食料を買い、隣のラーメンやで焼飯と餃子を食った。

縦走中はずっとジフィーズやアルファ米だったので、久しぶりのご馳走に感じた。

中辺路を少し入った所でテントを張った。

「柳の渡し」からの距離:110K、本日の登り標高差:1615M、下り標高差:2145M

[7日目]

日の出と共に出発。まずは小雲取越道を歩く。

奥駆道と比べたら高速道路のような道である。

るんるんで歩いて行ける。

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終点は小和瀬という集落。

ここから大雲取越道に入る。

こっちは甘くなかった。越前峠までの標高差800Mを登らされる。想定外。途中でちょっと泣きが入った。(^^ゞ

その後もいくつもの峠を越す。道は広くて歩き易いが、アップダウンの多さは奥駆道に匹敵する。

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15時、ついに那智大社に到着。ヽ(´▽`)/ 

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「柳の渡し」からの距離:139K、本日の登り標高差:1870M、下り標高差:1735M

(注)距離は私のGPSに表示された距離なので、誤差はあります。

   特に中辺路は樹林帯の中を通るので、度々受信切れになりました。

   また登り下りの標高差も私の高度計によるものなので、誤差はあります。

   あくまで参考ということで。

その夜、忘帰洞で有名なホテル浦島に泊った。ここは高いと思っていたけど、

11月は閑散期なので、1泊2食で1万円ほどだった。しかも夕食はバイキング。

1週間分の空腹を満たすには丁度いい。(^^ゞ

まずは風呂に入って1週間分の汗(アカ)を流す。

風呂上がり、体重を計ったら5kg痩せていた。

その後はお待ちかね、バイキング。たらふく頂きました。(^^ゞ

自分へのご褒美としては満足の温泉と食事だった。

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